Cyril COPPINI

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落語散策

フランス・ベルギーツアー 2025 – Supported by MAM 報告書

5月31日(土)〜6月29日(日)までサマーヨーロッパ落語ツアーを開催してきました。
今回、モンペリエ、リール、ブリュッセル、フォッス=ラ=ヴィール、ハッセルト、トゥールを回ってきました。

地元日本人会の協力をいただき、南仏エロ県モンペリエ市で5月31日(土)に口演を開催しました。
市内の会場「Gazette Café」(ガゼット・カフェ)日本文化関連イベントも初。
80席のキャパで無理やりに87名をお迎えし、さらに30人ほどのご入場をお断りせざるを得ないことになりました。満員御礼の状態で会場の担当者も唖然。

翌週の6月6日(金)〜8日(日)まではフランス北部に位置するLILLE(リール)で2024年に第1回の開催を迎えたフェス「LILLU FESTIVAL」(リール・フェスティバル」で初登場。
もともとはフランス人漫画家やイラストレーターが集まるコンベンション。そこで、漫画翻訳の講演や落語の歴史の講演、落語のワークショップと落語の実演を行いました。会場はリノーベートされた倉庫。

6月11日(水)からベルギーツアーがスタート。
初日はブリュッセルでは30年ほど前在住の日本人シェフのお店「SEINO」でディナー・ショー。地元の方に和洋フュージョンのお食事に初落語を楽しんでもらった。
6月13日(金)はのどかな田舎Fosses-la-ville(フォッス・ラ・ヴィール)で地元のマダム達アソシエーションの協力を得て、初公演を開催。200人キャパの会場はSOLD OUTとなりました。
最後はフラマン語圏の街HASSELT(ハッセルト)で英語口演。
ジャパニーズ・ガーデンが自慢のハッセルトでは2回目の口演でした。

そして、6月末はパリから1時間ほど離れたロワール地方の街TOURS(トゥール)へ。
2016年にはじまった「ジャパン・トゥール・フェスティバル」は今年、10周年をお迎えしました。
毎年、落語でお邪魔しておりますが、今回はパワーアップでフランス人人気女性ユーチューバーと共演。落語を教えるという「オープンワークショップ」の形式で新しいお客様もゲット!

3日間開催のフェスで、集客は25777人でした。

次回のヨーロッパツアー(フランス&ルクセンブルク)は10月中旬から。
それまでは国内口演も開催。
8月28日(木)は関西万博2025フランスパビリオンにて独演会(日本語)。
入場無料!

その他の口演はスケジュールをご覧ください。