
(読む時間:およそ2分)
「落語を通して江戸時代のくらしを学ぼう/時間」と「様々な単位」の続き。
引用「こころをそだてる はじめての落語 101」(講談社)より。
また、落語の主な舞台となるのは江戸時代の庶民が生活をしていた長屋です。
長屋は店などが立ち並ぶ表通りの奥にあり、細長い建物に薄い壁一枚で数軒がならんで、多くの人たちが助け合ってくらしていた場です。部屋の広さはおよそ4畳半~6畳ほどで、風呂やトイレはなかったです。
狭い部屋だったので、あんまりものを置かず、江戸時代の人は工夫をして生活をしていました。また、便所にたまった糞尿は大家が農家の人に肥料として売っていました。
また、その共同生活にかけがえのないのは井戸でした。
炊事や洗濯、家事をするおかみさんたちが集まり、おしゃべり/情報交換の場にもなっていました。
江戸時代のくらしについてもっと知りたい方は是非、江東区深川江戸資料館に行ってみてください(*2022年7月末まで改修工事中)。