Cyril COPPINI

OFFICE

落語散策

落語を通して江戸時代のくらしを学ぼう(3/3)
「お仕事と住宅」

(読む時間:およそ2分)

落語には様々な仕事が出てきます。主な舞台となる江戸時代には店を構えている商人や店がなく商売道具や商品を持ち歩く職人・商人は多かったです。細かく分けると数百種類の仕事があったといわれています。

さかな屋

店をもたず、てんびん棒に魚とまな板にのせて、売りあるく。
さかな屋が出てくる演目権助魚」、「芝浜

(*「芝浜」の主人公は演目の後半で大金持ちになって、店を持つことになります)

かご屋

ふたりで、かごをかついで、人を運ぶ。
かご屋が出てくる演目蜘蛛かご」、「蔵前かご

くず屋

ごみを買い、再利用する。

くず屋が出てくる演目井戸の茶碗」、「紙屑屋

たが屋

おけやたるの修理をする。
たが屋が出てくる演目たが屋

また、落語の主な舞台となるのは江戸時代の庶民が生活をしていた長屋です。

長屋は店などが立ち並ぶ表通りの奥にあり、細長い建物に薄い壁一枚で数軒がならんで、多くの人たちが助け合ってくらしていた場です。部屋の広さはおよそ4畳半~6畳ほどで、風呂やトイレはなかったです。

狭い部屋だったので、あんまりものを置かず、江戸時代の人は工夫をして生活をしていました。また、便所にたまった糞尿は大家が農家の人に肥料として売っていました。
また、その共同生活にかけがえのないのは井戸でした。

炊事や洗濯、家事をするおかみさんたちが集まり、おしゃべり/情報交換の場にもなっていました。

江戸時代のくらしについてもっと知りたい方は是非、江東区深川江戸資料館に行ってみてください(*2022年7月末まで改修工事中)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。