年中無休の寄席。
1月になると、新年興行でいつもより忙しくなりますね。
寄席の起源は講釈場だそうですが、初めて専門的な寄席が開かれたのは1798年。演目は浄瑠璃、小唄、講談、手品などで、1801年より落語が主流となったそうです。でも、今は「寄席」といえば、一番浮かんでくるのは「落語」ですね。「寄席」はもちろん「建物」を示すことですが、「落語会」のことや全日空の機内オーディオ番組「ANA寄席」でも、「寄席」は多数存在しています。
20世紀冒頭には東京近辺の寄席は合計141軒でした。現在、都内の主な寄席は4軒(新宿末廣亭、浅草演芸場、池袋演芸場、上野鈴本演芸場)。
寄席は予約不要、自由席です。昼の部は12時―16時半、夜の部は17時―21時。また「客入れなし」の場合には、12時にきて21時までいてもよし。
でも、ご注意ください。再入場はできません。飲み物の自動販売機は寄席にありますが、ご飯はないため、お弁当やおにぎりを持っていった方がいい。